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院長ブログ
熱中症
今年の猛暑続きで、多くの熱中症患者が発生している。
不幸にして亡くなる方もおられる。
その方の仕事によっては、屋外の作業が避けられない事もあるだろうし、室内作業でも、
あるいは、室内で静かに休んでいるだけでも、熱中症になる事がある。
そもそも、作業をしていれば、多量の汗が出る。その分の水分と、
汗と一緒に出てしまうミネラル分の補充が必要である。
一方、クーラーの効いた室内で過ごしていても、熱中症になることはあるのです。
その原因は、不感蒸散と言って、人間の皮膚表面から、常時、自分では感じなくても、
汗が少しずつ蒸発しているのです。そのために、熱中症の予防法として、涼しい室内にいても、
喉が渇いた感じが無くても、定期的に、水分を摂る必要があるのです。
水分としては、市販のスポーツドリンクを2倍か3倍に水で薄めるのが良いと思います。
もちろん、水道水に少量の塩を混ぜても十分です。
暑さが少し落ち着いてきましたが、まだ注意が必要です。
お気を付けください。